ゴールデンレトリバーの子犬の「あるある」尻尾を追いかける理由

子犬にはよくある光景、尻尾を追いかけてグルグル回る姿。
ほほえましくて思わず笑っちゃう光景ですね。
でも、実はこれにも危険が潜んでるんです。

ゴールデンレトリバーの子犬の「あるある」尻尾を追いかける

犬が尻尾をおいかけてグルグル回る理由は次のようなことが考えられます。

気晴らし・暇つぶし

子犬は尻尾を自分の体の一部だとわかっていない事が多々あります。
動くものを追う習性があるので、おもしろいおもちゃだと思ってグルグル回ることがあります。

たぶん、一度は通る道ですね(笑)

ストレス

自分の尻尾を追いかける最も多い原因は、環境の不満からくるストレスだといわれています。

何かを我慢したり、飼い主に無視されたり、嫌なことをされている時など、自分の思い通りにいかない時に見られます。

同じ場所をグルグルしたり、同じ行動を繰り返すことを常同行動といいますが、そういった行動をする時はストレスがたまりすぎているので注意が必要です。

不快感

尻尾の付け根、背中、性器、肛門周辺、に痒みや炎症が起こっていたり、ノミ、寄生虫や疾患などがある場合、気になって尻尾を追いかける時があります。

対処法は?

尻尾を追いかけるうちに興奮がエスカレートする場合があります。

尻尾を噛むようになると、毛がむしれたり、舐めて爛れたりしてしまうので悪循環になります。

褒めたり笑ったりすると、飼い主さんの注目の的になったと喜んで更にするようになります。

無視したり、何か別のものに興味を持たせて切り替えさせましょう。

ストレスの場合は、なにが原因なのかを考えて、その原因を解決させましょう。

環境の変化などはストレスの要因にもなります。

皮膚炎や寄生虫などが原因の場合は、獣医さんに行って検査をしてもらいましょう。