お休みに犬とお出かけして迷子になってしまった、、という方はいませんか?
そうならないように注意して、万が一の時のために迷子札は絶対につけておきましょう。
毎年数万頭にも及ぶ迷子犬が発生しています。
特に夏の雷、花火、台風などの時期は多くなります。
最悪の場合、道端で野垂れ死に、交通事故、保健所で殺処分、虐待、災害に巻き込まれるなど、目を覆いたくなるものが少なからずあります。
迷子になる原因と迷子になってしまった場合の探し方などについて説明します。
ゴールデンレトリバーが迷子になったらどうすればいいのか?
犬が迷子になる原因
・ノーリードで散歩中に逃げ出す
・首輪が外れて逃げ出す
・待たせている間に盗難
・家の隙間から這い出て逃げ出す
・ドアを開けた瞬間を見計らって逃げ出す
犬が迷子にならない為の対策
先ほどの原因に対する対策として、首輪をしっかりしめてリードは必ずつけ、しっかり持ちましょう。
※首輪の円周が犬の頭蓋骨の円周より小さいかどうかを確認し、飼い主の指が隙間に入るくらいの遊びがあるかどうかを確認して下さい。
犬を待たせる時は必ず目の届く範囲につないでおきましょう。
庭や玄関には犬が逃げ出せないようにロックやドアガードなどをつけて補強しましょう。
迷子になってしまった時の探し方
もしも迷子になってしまったら、パニックになってしまうかと思いますが、ひとまず落ち着いて下さい。
走りだす瞬間はどちらの方向に走っていったか見ていましたか?
それが分かると探しやすいです。
大好物の食べ物やおもちゃなどを持って、いつもの散歩コース、お気に入りの公園、行ったことのある場所や心当たりのある場所は手当たり次第探してみましょう。
迷子になってしまった場合、早ければ早い程発見の確率が高くなります。
一通り探してみても見つからなかったら、まずは以下の場所に連絡しましょう。
まずは連絡
・保健所
・動物管理センター
・交番
・動物病院
ゴールデンレトリバーのような大型犬は、1日5km位上移動することもよくあるので、隣の区や市などへも連絡しておきましょう。
保健所やセンターは、保護されていたり見かけた人が通報したりする場合があります。
連絡をしないと、保護されても数日で処分されてしまいます。
特徴などを詳しく伝え、応対した人の名前を必ず確認し、復唱させて下さい。
いい加減なセンターもあるので、念のために2、3日ごとに電話をして下さい。
交番へは、ポスターを持参します。
受け持ち範囲を確認し、隣接する区域の交番へもポスターを持参します。
動物病院は、主治医はもちろん、範囲内にある動物病院を調べて連絡を入れます。
後日ポスターを貼らせてもらえるようにお願いしておきましょう。
インターネットで情報収集
最近はネットでリアルタイムな情報を得られます。
迷子犬の掲示板や、リアルタイム検索などを使い調べてみたら何か情報があるかもしれません。
写真と特徴と迷子になった場所を書き、迷子犬用のサイトに掲載依頼をしたり、ツイッターやFacebookなどで情報を求めて拡散してもらうのも有効的です。
チラシを作る
地域住民の目に広く触れる場所に貼れば発見できる可能性が高まります。
迷子チラシを専門に作ってくれる会社もあるので、時間がない場合や自分で作れない場合はそちらに頼んでみるのも手です。
<必要事項>
・写真(なるべく顔と全体がはっきり分かるようなもの)
・犬の種類
・犬の名前
・性別
・不妊手術の有無
・鑑札やマイクロチップの有無
・特徴
・迷子になった場所
・連絡先
※連絡先を書く場合は、セキュリティの関係で仮名で書いた方がいいでしょう。
また、その名前宛でかけてきた人は迷子犬の連絡だと分かります。
電話番号は携帯の方が無難です。
連絡先を記したもぎりをチラシの下に作っておくと便利です。
住所は不要です。
ポスティング用ならB6〜A5、貼り付け用ならB5〜A4が良いでしょう。
貼り付ける場所は、動物好きが集まるペットショップや公園、不特定多数が集まる場所に可能な限り貼らせてもらいます。
電柱に貼るのは法に抵触してしまいますが、迷子犬の捜索などの非営利目的の場合は多めにみてもらえることが多いようです。
※自己判断でお願いします。
貼った場所が後で分かるように、地図などに記しをつけておきましょう。
後はひたすら連絡を待ちます。
命がかかっています。
やれるだけのことをしましょう。
もし迷子になってしまった方、どうか大切な愛犬が見つかりますように。。