ゴールデンレトリバーの子犬を飼い始めて、毎日一緒に寝たりどこにでも連れて行って常に一緒にいる飼い主さんがたまにいます。
それは実はあまりよくないです。
飼い始めてしばらくしたら、徐々にお留守番に慣れさせましょう。
ゴールデンレトリバーの子犬をお留守番させよう!
分離不安にならない為には?
かわいい子犬とひと時も離れたくない気持ちはよく分かります(笑)
かわいがることは悪いことではありません!
それだけ愛されている犬は幸せな犬でしょう♪
でも、四六時中飼い主さんと一緒にいる犬がほんの少しでも飼い主さんと離れると、「 分離不安 」というパニック症状を起こすケースが多いです。
分離不安とは?
飼い主さんが一緒にいる時には全く問題がないのに独りになると不安を感じてパニックのために吠える、物を破壊するなどの問題行動を起こしてしまうこと。
飼い主さんの過接触あるいは過剰な愛情こそが分離不安症の原因と言われています。
子犬のうちから一人の時間に慣れさせる事は分離不安にならない為に必要です。
寝る時は別の部屋で!
家に来て、サークルの中で寝かせても寂しくてクーンクーンと夜鳴きする子が多いと思います。
そこでかわいそうだからと、一緒の寝室に連れていき一緒に寝るのはやめてください。
しつけにも良くないし、夜は飼い主さんと一緒じゃないと寝れない子になってしまいます。
いつか、どうしても一人で寝なければならない時がくると思います。
災害時や入院する時など、絶対にないとは言い切れません。
その時に、一人で寝ることに慣れていない子はパニックになりやすいです。
どうしても一緒に寝たかったら、大人になってからにしましょう。
少なくとも1年間は、別の部屋で寝ましょう。
お留守番をさせよう!
家に来たばかりは環境に慣れていないので、慣れるまでは不安やストレスは控えた方が良いです。
体調管理など注意深く見ておいた方がいいのでなるべく一人にさせないようにした方がいいでしょう。
2週間くらい経てば慣れてきていると思うので、少しずつお留守番に慣れさせましょう。
最初は5分から、10分、30分、1時間、、と時間を延ばしていきましょう。
「必ず帰ってくる」と思わせる事が大事です。
「クーン」と切ない声で鳴かれると、心が切なくて辛くなってしまいますが、ここは愛犬の為と思い心を鬼にしましょう。
分離不安にさせない対策
出かける前、帰宅後に構わない
家を出る時「いってきます」「良い子にしててね」などと声をかけると不安を煽ってしまいます。
何も言わずに構わずにそっと出かけましょう。
帰宅後も、興奮している場合は無視して落ち着くまで他事をしましょう。
留守中の不適切な行動を叱らない
犬はその場で叱らないと理解できません。
静かに片づけましょう。
留守番中に楽しみを与えましょう
コングなどのおやつを入れるおもちゃなどを使って、楽しみを与えましょう。
コングは頭を使うおもちゃなので、夢中で遊び終わったら疲れて寝てしまいます。
飼い主の行動パターンを作らない
型にはまった生活をさせないことでハプニングにも動じない子にしましょう。
メリハリをつけて接する
決して愛犬を放置して一人ぼっちにしておく事を推奨しているわけではありません。
ずっと放置されるなんて、人間大好きなゴールデンレトリバーにはとても辛いです。
思い切り遊んでスキンシップをたくさんする時間と、一人でハウスにいる時間をバランスよく作る事が重要です。
自立できる子になったら、いざという時に一人になってホテルに預けるような時も落ち着いて待っていられるようになります。
心を鬼にして、我が子の自立を見守りましょう♪