ゴールデンレトリバーは好奇心旺盛なところがあるので、虫などにちょっかいを出すことが多々ありますね。
害のない虫ならまだいいのですが、蜂などの毒のある虫にちょっかいを出したら大変。
犬が蜂に刺されたらどうする?対処法は?
蜂はむやみには犬に攻撃してきませんが、刺激して怒らせてしまったり巣の近くに行ってしまうと犬に攻撃してきます。
犬が蜂に刺された時の症状
犬が蜂に刺されたら主にこんな症状が出ます。
- 患部を舐めたり引っかいたりする
- 痛がる
- 患部が腫れる
- 患部を触るのを嫌がる
- 嘔吐
- よだれ
- 酸欠で口の中が紫になる(チアノーゼ)
- 落ち着きがなくなる
- 呼吸困難
- 死亡
一番怖いのは、アナフィラキシーショックになることです。
アナフィラキシーショックってなに?
アナフィラキシーショックとは、強いアレルギー反応のことです。
本来異物から体を守るはずの免疫系が過剰に反応することで、全身の機能が悪化してしまった状態を言います。
ほんの僅かなアレルゲン(アレルギーの抗体)の摂取、皮膚への接触、注射や呼吸器からの吸入が生死に関わるアナフィラキシー反応を引き起こすことがあります。
1度目は大丈夫でも、2度目にアナフィラキシー反応が出ることがあるので過去にも刺されたことがある場合は特に注意が必要です。
回数が増えるほど確率が高くなります。
10分~20分で犬が急死することもあるので非常に怖い症状です。
苦しそうにしていたり、嘔吐や舌などが紫色になっていたり、様子がおかしい場合は早急に獣医さんに診てもらって下さい。
蜂に刺された時の対処法は?
①針が体に刺さっていないか確認し、残っていれば抜き取ります。
針を抜くときはピンセットや毛抜きが便利です。
②水で傷口を洗い流して下さい。
スズメバチの毒素は水溶性のため、水に溶けやすいです。
③濡れたタオルで傷口を冷やします。
④抗ヒスタミン軟膏があれば傷口に塗っておきましょう。
様子を見て、獣医さんに相談しましょう。
蜂に刺されないように予防しよう
・蜂の巣がありそうな場所へは極力近づかない
蜂の巣の側へ行くと、蜂は防衛本能から攻撃的になります。
集団で襲われたらアナフィラキシーショックになって死に至ることもあります。
春~夏は木の近くなどは極力避けたり、遊ばせる場所に気をつけて目を離さないようにしましょう。
・虫よけスプレーや蜂よけスプレーをする。
↑これは、天然のオーガニックハーブを使用した、ワンちゃん・環境に優しい虫除けスプレーでオススメです。
保存料・着色料等の化学薬品は一切使用していないので、安心してご使用いただけます!
・服を着せる
刺される部分を減らすこともできるので、暑くないメッシュ生地の服や濡らして暑さ対策ができる犬服も虫よけ対策になります。
黒・青・赤の色の服はスズメバチが攻撃しやすいので、白色や黄色、銀色の服がいいと思います。