PTSD(心的外傷後ストレス障害)という病気をご存じでしょうか?
実はこれ、犬でも起こる可能性があるんです。
どのような症状なのか?
どうすればいいのか?
ゴールデンレトリバーもPTSDになる!?
犬のストレス障害とは?
PTSDとは?
特に巨大地震など、命にかかわるような激しいストレスを体験したあとに、ふとしたきっかけでその場面が繰り返し、ときにその時の状況が目の前に再現されるかのような鮮やかさでよみがえってしまったり、それらが行動にも影響してくる病気です。
激しいストレス体験の直後には症状は顕著ではなく、ある程度の時間を経過してから発現することが多いです。
ストレス障害のうち、事件後数時間から数週間以内に現れる一過性の症状はASD(急性ストレス障害)と呼ばれ、それらが一か月以上続くようであればPTSD(心的外傷後ストレス障害)と呼ばれます。
PTSDの症状は?
実際に過去の災害時には下記の症状が見られたそうです。
- 物音におびえる。
- 落ち着きが無くなる。
- 些細な物音、声に反応するようになる。
- 散歩に行きたがらない。
- 不眠状態が続く。
- ハウス、物陰から出てこない。
- 食欲が無くなり、普段の半分も食べない。
- 極端な例では全く食事を摂らなくなった。
- 食べても、しばらくすると吐いてしまう。
- 下痢が続く。
- ちょっとしたきっかけで凶暴に振る舞う。
- 何もなくても、独りでいるとふるえている。
- 飼い主の後を常について回る。
- 速く浅い呼吸が続く。
- 独りで留守番させようとするとパニックになって暴れ回り、失禁・脱糞する。
対処法については別の記事でお話します。
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